チーク材のメンテナンス方法

アスプルンドで販売しているチーク材を使用した商品は、ほとんどが無塗装(無垢)の状態でお届けしています。チーク本来の風合いを楽しめるほか、色味の経年変化も味わうことができるのが、無塗装ならではの魅力です。

 

無塗装のチーク材は、雨や風にさらされると表面の油分が抜け、色味がシルバーグレーのように変化していきます。使い込むほど味が出るのが魅力ですが、本来のチークの色味を維持していきたいという方に向け、今回はチーク材のメンテナンス方法をご紹介します。

 

 

ご用意いただくもの:タオル、たわし、サンドペーパー、水、チークオイル、ハケ

 

家具を水で濡らし、タオル・たわしを使って汚れを落としていきます。汚れを水で流したら、日の当たる風通しの良い場所で乾かします。

*汚れが落ちない場合は中性洗剤をご使用ください。

表面が乾いたら、サンドペーパーで表面を擦り、仕上げます。はじめは120~150番手程度を使用して、表面のざらつきを取り除いていきます。その後、240~360番手程度のサンドペーパーで表面を滑らかに仕上げます。写真の通り、サンディングだけでも変化がわかります。無塗装のチーク材の場合、ここまでの作業でも十分ご使用いただけます。

さらに、チークオイルを塗ることで深い色味になり、新品のように美しい風合いに仕上がります。チークオイルを適量ハケに浸し、全体にオイルを薄くのばしていきます。

*オイルを厚塗りすると、色が濃くなりすぎるのでご注意ください。

塗り終えたら乾いた布でオイルをふき取り、風通しの良い場所で乾かして終了です。なにもしていない状態とオイルメンテナンスをした部分を比較すると、写真のように色の差がハッキリとわかります。

 

チークは天然素材なので、使用頻度や環境により、様々な変化が表れます。経年変化を楽しむと共に、適度にメンテナンスを取り入れながら、長く愛用いただけたら嬉しく思います。

 

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